寺本家文書

URI http://museum-database.shimane-u.ac.jp/specimen/1880
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Title 寺本家文書 てらもとけもんじょ
Category 記録史料 Archives
Number Of Parts Or Components 約300点
Measurements
Locality ( )
Date
Age
Collector Or Creator
Remarks 出雲国片江浦寺本家文書は、嶋根郡片江浦(現在の八束郡美保関町片江)で、郡の興頭役を累代つとめていた大寺本の古文書300点から成っている。
 片江浦は、島根半島北岸の日本海に面した漁村で、幕末には異国船警備のため松江藩の台場が設けられたところである。また、明治以降には沿岸漁業の中心地として発展し、同村出身の渋谷兼八による二艘曳き機底引網の研究開発以来、遠洋漁業基地になっていた。
 もともと寺本家文書は、当時片江小学校長として『片江郷土誌』編纂にあたっていた音羽融氏により収集保存されていたものであるが、寺本家が離村していったため、文書散佚を憂慮した音羽氏の御配慮で、本学に譲渡してもらい当館で保存するにいたった。
 寺本家が、嶋根郡の郡役人であったことから、郡内各村浦の輪切帳、明細帳などが含まれているほか、木綿作、機織、琉球芋、漁業関係などに特色をもつ古文書である。
Department 島根大学附属図書館
Location 島根大学附属図書館本館
Copyright 島根大学附属図書館
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