地域資源名 | ニセヒバサンショウウオ Hynobius pseudoutsunomiyaorum Sugawara, Iwata, Naito, Yamada, Onomura et Nagano, 2023 |
Category 1 | 自然遺産 |
Category 2 | 動物 |
タグ | 両生類 |
時代・年代 | |
市町村 | 大田市 |
場所 | 大田市 三瓶町 多根 |
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概要 | 分類 両生綱・有尾目・サンショウウオ科・サンショウウオ属 分布 島根県中部、広島県北部 形態 全長8~10㎝で、肋条(体側の溝)数は12本(稀に11本)である。尾の上縁は黄褐色に縁どられるものの、尾の下縁は黄褐色に縁どられない。 生態 山地の森林に生息し、一部地域でチュウゴクブチサンショウウオと同所分布する。小渓流など静水域で2月~5月ごろにコイル状の卵のうを産む。幼生は水中で生活し、変態後に陸棲となる。成体は小型昆虫やミミズなど、幼生はヨコエビなどを食べる肉食性。 その他特記事項 本種は2023年に岩田貴之氏(島根大学生物資源科学部卒)らの研究グループにより記載された。ホロタイプ産地は広島県山県郡北広島町、パラタイプ産地は島根県大田市。種小名および和名はヒバサンショウウオに酷似していることに由来する。分類前のヒバサンショウウオとして絶滅危惧種IB類で特定第二種国内希少野生動植物種に指定されており、売買や不特定多数への譲渡が禁止されている。 |
文献 | Taxonomic Validity of Hynobius hidamontanus (Caudata: Hynobiidae): Descriptions of Four New Species from Western Honshu, Japan(American Journal of Zoological Research) 環境省:特定第二種国内希少野生動植物種の保全(https://www.env.go.jp/page_00706.html) |
所有・管理 | |
画像著作権者 | 牧山優太(島根大学エコロジーネットワーク) |
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