地域資源名 | ニホンアカガエル Rana japonica Boulenger,1879 |
Category 1 | 自然遺産 |
Category 2 | 動物 |
タグ | 両生類 |
時代・年代 | |
市町村 | 松江市 |
場所 | 松江市 西持田町 |
座標(緯度) | |
座標(経度) | |
標高(m) | |
概要 | 分類 両生綱・無尾目・アカガエル科・アカガエル属 分布 本州、四国、九州、隠岐、大隅諸島 形態 体長最大7㎝前後で、オスよりメスの方が大型化する。体色は褐色または赤褐色であることが多く、腹面は白色~橙色である。鼻先から頭側部にかけて黒褐色のバンド状模様が入る。ヤマアカガエルと酷似するが、顎下に黒斑がないこと、吻先が尖ること、顔の幅が狭いこと、背中の一対の背側線の隆条(淡黄褐色~黄白色)がまっすぐであることで見分けられる。また孵化直前以外の卵塊の寒天質はヤマアカガエルよりしっかりしており、手で掬っても崩れない。幼生の背面には一対の黒斑がある(ヤマアカガエルにはない)。 生態 平地から丘陵地の湿原、水田に生息し、止水の水場で12月から3月ごろに包接し500~3000個ほどの卵(黒褐色、直径1.3~2.0㎜)を卵塊として産む。幼生は水中で生活し、6~7月に上陸すると陸棲生活を始める。成体は小型昆虫やミミズなどを食べる肉食性、幼生はデトリタスや藻類などを食べる雑食性。 その他特記事項 八丈島(伊豆諸島)に移入されている。 |
文献 | くらべてわかるカエル 著者:松橋利光 出版:山と渓谷社 日本爬虫両棲類学会 編 2021『新 日本両生爬虫類図鑑』サンライズ出版 ニホンアカガエル:Web両爬図鑑(https://herpetology.raindrop.jp/rana-japonica) 国立環境研究所侵入生物データベース(https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/40060.html) |
所有・管理 | |
画像著作権者 | 牧山優太(島根大学エコロジーネットワーク) |
関連リンク1 | |
関連リンク2 | |
関連リンク3 |