ヤマアカガエル Rana ornativentris Werner, 1903

地域資源名 ヤマアカガエル Rana ornativentris Werner, 1903
Category 1 自然遺産
Category 2 動物
タグ 両生類
時代・年代
市町村
場所 鳥取県 日南町
座標(緯度)
座標(経度)
標高(m)
概要 分類
 両生綱・無尾目・アカガエル科・アカガエル属

分布
 本州、四国、九州、佐渡島

形態
 体長4~8㎝で、背面は赤褐色~暗褐色であり、腹部は白色~黄色。ニホンアカガエルと酷似するが、顎下から喉にかけて黒斑があること、背中の1対の背側線隆条が鼓膜の後ろで折れ曲がること、鼻先がニホンアカガエルより尖っていないことで見分けられる。卵塊の寒天質はニホンアカガエルのものより崩れやすく、幼生は褐色で無地。

生態
 森林とその周辺の水田などに生息し、ため池など止水の水場で1月から4月ごろに卵塊(卵数:1000~1900個ほど、卵直径1.5~2.4㎜、黒褐色)を生む。幼生は水中で3か月ほど生活し、上陸すると陸棲生活を始める。成体は小型昆虫やミミズなどを食べる肉食性、幼生はデトリタスや藻類、落ち葉などを食べる雑食性。

その他特記事項
 近年地球温暖化により産卵開始時期が早まっている。
文献 ヤマアカガエル:Web両爬図鑑(https://herpetology.raindrop.jp/rana-ornativentris
日本爬虫両棲類学会 編 2021『新 日本両生爬虫類図鑑』サンライズ出版
くらべてわかるカエル 著者:松橋利光 出版:山と渓谷社
所有・管理
画像著作権者 牧山優太(島根大学エコロジーネットワーク)
関連リンク1
関連リンク2
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